インタビュー

院長インタビュー

歯科医師を目指された理由は何ですか？

昔から人とのコミュニケーションが大好きでしたので、「人と接する仕事」に就きたいと思っていました。一時は教師になることも考えましたが、より多くの年代の方と接することが出来る職業を考えていた頃に「歯科医師」という職業に出会いました。また、患者様と良好な関係が築ければ、その方と一生お付き合いすることもできますので、その点もこの仕事に魅力を感じた1つです。

歯科医師人生におけるターニングポイントはありましたか？

大学卒業後に研修医として勤務した歯科医院の院長先生の一言ですね。

「大竹君、患者さんは人についてくるものだよ」

院長先生はきっと私に、「技術だけでは患者さんの信頼は得られない」と伝えたかったのだと思います。その頃は「良い治療をすれば患者様に満足して頂ける」という信念で日々過ごしていましたが、この一言がきっかけで、治療技術での満足だけではなく、患者様の「こころ」の満足を意識するようになりました。

今、患者様と接する中で私が大切にしていることは、「患者様とお互いに本音を伝え合える関係を築く」ということです。

患者様の「こころ」を満足させるためには何が必要かと色々と考えましたが、最終的には「患者様の望まれている事をしっかり把握し、それに対してプロとしての見解をお伝えし、最後は患者様にご選択して頂く」。ものすごくシンプルですが、これしかないと私は思っています。これを実現させるためには、「本音の言い合える関係」を築きあげること。

これが大切だと思います。

診療スタイルを教えてください

「自分の技術を過信し過ぎないこと」です。

歯科医療とは、患者様に喜んで頂かなければ価値のない仕事だと考えています。
そのためには、医療に携わる人間として当然のことですが、日々研鑽し、正しいジャッジをすること。そして患者様に正しい情報をお知らせすること。これが大切です。

しかし、自分の手にあまる症例であれば、他の専門の先生をご紹介しています。
歯科医師によっては、とりあえず「できます！任せて下さい！」と言っておきながら後から「どうしようかな……」という方も存在します。

それではいけません。
患者さまは実験台ではありませんので。

患者様へのメッセージ

お伝えしたいことは1つだけです。

「どんなことでもお話しください」

いくら技術があっても、いくら最新の設備があっても、「最善の治療」はドクターだけでは達成しえません。患者様とのコミュニケーションの中からともに探っていくものです。
ですので、遠慮はいりません。とことん語り合いましょう！！